口調は、いつもの「ゆっくり実況」風で
失礼させて貰います。
ウチは、作曲やってたので、
制作用のお高い機材があるんだぜ。
それも合計200万近くで、
高い場所にも設置してたぜ
でも、全部無事だったぜ。
なぜなら、防震対策してたからだぜ。
ちなみにこんな奴だぜ。
もし、してなかったら百万以上は損してたぜ。
まさか本当に役に立つとは思わなかったぜ。
(でも最近、機材いじってないから悲しいぜ)

でも、一番やばかったのは、
原発の屋根が爆発した時だぜ。
流石に、あの瞬間は肝を冷やしたぜ。
もう、あの時は逃げるより、
「これで楽になれるかな……」
と死を覚悟してた自分がいるぜ。
でも、今思うと笑っちゃうぜ、
やっぱ生きてるって最高だぜ。
ただ、本当に大変だったのは、
その後なんだぜ。
特に福島は、震災と津波と原発のトリプルコンボを
食らったのが痛かったんだぜ。
人が居なくなるわ、皆の財布が固くなるわで、
しばらく商売にならないんだぜ。
特に飲食物生産の人は大打撃だぜ。

ウチの実家だってヤバかったぜ、
新潟か、アメリカにでも
行くかなんて事を本気で言ってたぜ。
でも、お陰様で今は何とか盛り返してるぜ。
ただ沿岸、原発近くに住んでいた人は、
本当に大変な人が多いんだぜ、
そこら辺、覚えといて欲しいんだぜ。
また、家族周りが落ち着いたので、
今度は友人宅を訪ねてみたぜ。
ちなみに、海に近いアパートだったんだが、
津波被害はギリギリセーフだったんで、
ホッとしたんだぜ。
ただ、アパートの壁にはデカい亀裂が入ってて、
いつ倒壊してもおかしくない状況に見えたぜ。

ちなみにトイレ借りたら、
便器がありえない位置にあったぜ。
(あとで交換したそうだぜ)
そして、働き先も倒壊した友人は、
結局、山形に転勤になったぜ。
もう仙台に遊びに行けないんだぜ。
釣りも出来なくなったんだぜ。
それでは第4回に続きます――。
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