2018年08月12日

【2018夏甲子園】聖光学院が報徳学園に敗れた理由

どうも、地元の福島代表である
聖光 対 報徳戦を見た感想です。

まず戦前の勝負予想ですが、
聖光は打線が良い上、
不安の投手事情も衛藤投手が復活した事で解決。

一方の報徳学園は参加56校の中、
打率が最下位というデータが有り、
要注意の“小園選手”を除けば、
怖くないだろうと思っていました。

……しかし実は、
これが、後の「落とし穴」だったのかなと……。
皮肉にも、この打率が最下位というデータが、
報徳を勝たせた一番の要因だったのかも知れません。

……というのも、今回の聖光は珍しく猛打打線、
実際、秋春の大会でも爆発し、
東北大会の秋春でも連続優勝しています。

つまり聖光は、自慢の大型打線が得点を奪取、
後は投手さえ安定してくれれば良いという事です。

ただ今回の報徳は、打率最下位ですので、
無理なリスクを取って、
いつもの猛打で大量得点を狙うより、
バントで堅実に点を取った方が勝利に近いと、
斎藤監督は踏んだのではないでしょうかね。

実際、試合では衛藤投手が、
小園選手に打たれはしましたが、
後は安定した良いピッチング。
試合で大量失点する可能性は低かったです。

つまり、バントで確実に1点を積み重ねていけば、
この試合、確実に勝利出来ると踏んだのではないですか?

……ですが、誤算だったのが、
チャンスでバントを三回も失敗し、
点を取るどころか、
苦しい、苦しい展開になった事です。

そして、この間には、
小園選手絡みで、ついに三点を取られ、
気付けば一点ビハインド。
結果、敗退となりました。

……結局、こうして振り返れば、
今回はバントするより、いつもの猛打で攻めた方が
結果が良かったのかもしれません。
(慣れないバント攻撃?が原因だった)

……まあ今更ですが、
本当に野球は難しいですね。

それと気になったのが、
今回、聖光の選手が堅かったのかなと。
甲子園では勝ち負けに拘らず、
もっと気軽にノビノビやった方が
強いような気もしますけど……。

う〜ん、これは聖光も12連覇の重りが
精神的にキツくなってきた時期なのかも知れません。

posted by Team_PFB at 04:47| Comment(0) | 高校野球