どうも、地元の福島代表である
聖光 対 報徳戦を見た感想です。
まず戦前の勝負予想ですが、
聖光は打線が良い上、
不安の投手事情も衛藤投手が復活した事で解決。
一方の報徳学園は参加56校の中、
打率が最下位というデータが有り、
要注意の
“小園選手”を除けば、
怖くないだろうと思っていました。
……しかし実は、
これが、後の
「落とし穴」だったのかなと……。
皮肉にも、この
打率が最下位というデータが、
報徳を勝たせた一番の要因だったのかも知れません。
……というのも、今回の聖光は珍しく猛打打線、
実際、秋春の大会でも爆発し、
東北大会の秋春でも連続優勝しています。
つまり聖光は、自慢の大型打線が得点を奪取、
後は投手さえ安定してくれれば良いという事です。
ただ今回の報徳は、打率最下位ですので、
無理なリスクを取って、
いつもの猛打で大量得点を狙うより、
バントで堅実に点を取った方が勝利に近いと、
斎藤監督は踏んだのではないでしょうかね。
実際、試合では衛藤投手が、
小園選手に打たれはしましたが、
後は安定した良いピッチング。
試合で大量失点する可能性は低かったです。
つまり、バントで確実に1点を積み重ねていけば、
この試合、確実に勝利出来ると踏んだのではないですか?
……ですが、誤算だったのが、
チャンスでバントを三回も失敗し、
点を取るどころか、
苦しい、苦しい展開になった事です。
そして、この間には、
小園選手絡みで、ついに三点を取られ、
気付けば一点ビハインド。
結果、敗退となりました。
……結局、こうして振り返れば、
今回はバントするより、いつもの猛打で攻めた方が
結果が良かったのかもしれません。
(慣れないバント攻撃?が原因だった)
……まあ今更ですが、
本当に野球は難しいですね。
それと気になったのが、
今回、聖光の選手が堅かったのかなと。
甲子園では勝ち負けに拘らず、
もっと気軽にノビノビやった方が
強いような気もしますけど……。
う〜ん、これは聖光も12連覇の重りが
精神的にキツくなってきた時期なのかも知れません。
posted by Team_PFB at 04:47|
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